ふ て い き び ん 第145号 2003.2.26
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ひろせ しんじ:
E-mail ID : xxx HPはチョット休止中
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またしても、中身のない通信です。先日、E-mail IDの変更のお知らせをしたばかりなのに、この１週間E-mailが使えないままになっていて申し訳ありません。やっと、再開できました。この間「xxxはエラーです」と出ていたはず。申し訳ない。何のことはない、ひっかかったらすぐに手当てをすれば良かったのにね。ともかく、これが流れているということは、回復したということです。２月１９日（水）から今日までの、通信を再送して頂ければ幸いです。
今後とも、「xxx」を使いますのでよろしく。
HPの方も早々に回復したいのだけれど、土日にゆっくり取組む必要があるよね。CD-Rにバックアップを取ろうとしていて、それさえ定例化できないで居るのだものね。
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事務連絡ばかりでは、悪いので、少しおしゃべりを足しておきます。
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《著作権法》
著作権法まじで読んでいます。仕事の守備範囲に入ったので、専門家になろうと思っています。不正競争防止法も。不正競争防止法は、今迄もその場その場では読んでいたけれど、今回はまとめて読んで考えておきたい。
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著作権は、こんな方向で良いのかな？という疑問が大きくある。財産権の方に考えが行き過ぎているのではないか、と。読んでもらいたいのだし、口ずさんでもらいたい、というところをもっと考えたい。金で縛って、口ずさむ時にも、「権利侵害ではないかしら？」と思わせたら、いかにも変。権利を尊重すると言っても、著作権で認めるべき権利というものは、そういうものではないでしょ、という思い。人類の文化遺産になる、という点をもっと考えないと。読んでもらいたい側としては、誰かが、転載してくれることは、基本的に「悪」ではなくて、「善」なのです。「俺が書いたのだ、ともかく金くれ」とは思っていないのです。「読んでくれてありがとう」「俺のソフト使ったの？良いソフトでしょ。」という世界です。
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著作権法で、共有著作権で、差止請求は1人でもできて、損害賠償は持分だけを1人でできる（著作権法第１１７条）と条文に書いてあるんですね。何時からこういう規定にしたの？特許法で判例が積み重ねて来たものを条文にしたという感じだね。知財については、これで決まりなのかな？
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《オンライン読書》
津野海太郎「徹底活用『オンライン書店』の誘惑」晶文社を紹介したけれど、それと一緒に買ってあった 津野海太郎／二木麻里「徹底活用『オンライン読書』の挑戦」晶文社を今、ペラペラとめくって見た。この本面白そう。前のが、紙になっている本を手に入れるための方法について書いてあるのに対して、これは、本の中身（本文）自体をオンラインで手に入れてしまう話。それで、手に入れたものを画面で見るか、紙にして見るかは、読む人の都合。（僕は紙にして電車の中とか、寝転んで読むのが好きです。だから、画面のまま読むのは余り魅力を感じない。辞書は確実に画面で見ている。辞書は、自分が文章を書いている画面に表示されると、紙の辞書とは格段の差で便利。）
そういう風に入手した本文を紙にしてくれること、僕には抵抗はない。著作権の話で、複製権という意味では、自分用に紙にするところは、許容範囲として認めるべき。その宣言をした方がよければ、しようかな。
著作権を「複製して儲ける権利」という風に構成したらどう？儲けるのではない複製は自由にする。自分用に私的に複製するのは自由。それも嫌で、画面で読むだけしか認めない、と主張したい著作者は、自分でプロテクトの方法を提供しなさい、と。複製を妨害する手段を施してあるものを複製するのは禁じられる、という程度で良くない。不正競争防止法で、プロテクト外しが不正競争に該当するという考え方と同じ。どうですか、こう考えては。
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《エスペラントの本と書評のサイト》
エスペラントの本の紹介の集めたサイトを作りたいな。僕のHPの中に作っても良いね。その時、書評は既に公表されたものから勝手に取ってきたい。それで、サイトの頭に『ここに載せたものの中で、自分の著作権の対象物なので、掲載するな、というものがあったら言ってください。直ちに掲載を中止します。』
本文の方も載せたいね。あそこに行けば読める、という風になっていたら、有効性はうんと増すからね。すでに、始めている人がいるかもしれないね。
エスペラントの試みは実に面白いと思うのだ。それが、インターネットによって、手足が与えられたという風に思うのだよ。これからはもっと有効性を発揮できるようになると思うのだけれど。
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ひろせ しんじ
E-mail ID : xxx
☆☆「ふ」は、ひろせしんじの個人誌。好き勝手ことを書いて好き勝手なときに送ります。受取りたくない人はそう言ってください。無理やり読ませるのでは悪いので。☆☆