ふ て い き び ん 第123号 2001.1.30
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ひろせ しんじ: 神奈川県藤沢市
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「ふ」を作りたいなと思う。作り頃だと思う。そう思う時が月に２回位あるかしら。それで すぐ作れてしまうことが、3, 4回に1度かな？原稿を書きためて置くこともあるけれど、1週間前のでは、古すぎる気がするのが普通。やっぱ、その場でパッと書いたものの方が伝わる気がする。
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古くからの友達で、月に１度位E-mailをくれる人がある。その人に手紙を書くと、そのまま「ふ」に使いたくなる。丁度話をしたい相手で、丁度聞いてもらえるということでしょう。書くのがためらわれることの程度も、説明したい深さも、合っているのだと思う。それで、今回も、そのまま、載せます。
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『先日、1月分の手紙を整理して2穴fileにとじました。新年号の関係で着信が多くて、確実に入超。で、返事を書きたいと思っていたのに忘れてしまっているのが多くて。それでも、書く時間をたっぷり作るということもできないし。
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積極的にE-mail IDをくださいと書いているので、今年も正月号で３つ増えました。紙でなければ、「ふ」を送り出すのは容易なので、こちらからの連絡はずっとできますものね。
ゼミの仲間で、単身赴任していて、奥さんと毎日E-mailをやり取りしているという人がありました。それって、良いよね。すごいよね。娘さんとは、E-mailは毎日ですか？それとも、そんなに書いてこない？定型文１行だけを、毎日流すというだけでも良いよね。（エジソンの自動電報の話を思い出しました。）
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１月８日の休みに、下田に行ってきました。おやじも本拠地は辻堂と考え初めているようなので、やっと下田を閉じる作業を始められます。と言ってまだ住民票も動かしいない位なのですが。それでも、少しは進んで来ているということです。
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先日、下田の隣組でお葬式があるという連絡が入って、お香典を頼もうという積もりらしいのですが、隣組の人の勤め先まで、次々に電話を入れていたとのこと。そんなことで職場に電話をかけられたのでは かなわないよね。年寄りというのは、そういうことをしてしまうものなのですね。そういうことを、脇でやんわり押さえて面倒を見てあげないとね。辻堂に来るまでは、どんなに近所の世話になっていたことか。ありがたい、と思うと同時に冷汗がでます。
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《ビールつくりキット》
クリスマスの贈り物にと思って、ビール作りのキットを買いに行きました。でも、高くて買えず。モルトの缶と、栓をする道具と、発酵に使う桶と・・・。それに、一気に３０本もできちゃうのでは、多過ぎだよね。失敗したらどうなるの。失敗しない為には殺菌が重要と書いてあったけれど、どうも そこが大変そう。それで、ビール作りはあきらめたのです。
それで、ドブロクならどうかな、というので、本を１冊手に入れました。雑菌の増殖を押さえるためにヨーグルト菌を使って、発酵はイーストを使うという簡易法というのが紹介されていました。出来量が1.5リットルというのも良いですね。
やってみて、旨くいったら報告します。ドブロクでうまくいったら、次ぎはワインかな。その後でビールだね。
作るのが楽しみなのだから、まあまあ口に入れられれば それで御の字と思っています。皆に配りに行けるほどおいしいのができると良いのだけれど。
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「ゆっくり、酒でも飲もうかな。」という気分になるときが、時にあります。僕も、飲むこと自体を嫌いなのではないのです。
おやじは、飲むのが好きで、飲む相手として僕を待っているのです。だから、金、土、日は付き合います。その他の日は早く帰らないせいもあるけれど、あまり付き合いません。
毎日飲むのに付き合うというのが、僕には気が重いのです。自分でホっとして飲むのではなくて、喜ばせてあげようと思っているから疲れるのでしょう。それと、お酒を飲むのは体力がいりますよね。時間の方も欲しいし。飲むと、飲んだ後の時間が使えないでしょ。僕が自分で飲みたいと思うのは、２週に１度かな？飲まないで置こうと決めたら、3ヶ月位は飲まなくて平気ですね。でも、おやじの楽しみはお酒しかないという感じで。それで、ドブロク作りという訳です。うまく行きますやら。
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この疲れる話、どうしても誰かに聞いてもらいたいというところですね。じゃ、女房はもっとすごいストレスということですよね。連れ合いの親なんて、本質的に他人ですものね。この点では完全に女房に頭が上がらない、ということです。それなのに、セックスのことでは随分責めるしね。困ったものです。そちらの方は、今は小康状態です。
今は、お風呂に一緒に入ってコミュニケーションを取ろうと働きかけています。お父さんとお母さんは一緒にお風呂に入って楽しそうにしている、となれば、子供達にとっても、良いことなのではないか、と思っていますが。どうでしょう？「風呂くらい一人でゆっくり入らせてくれ！」と思いますか？前技としてのお風呂と思っていますが、だめかなぁ。』
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《どぶろく》
米3合、ドライイースト、ヨーグルト菌、ミネラルウオーターで、仕込んでみました。ステンレスの蓋付き容器に入れて。毛布でくるんで、ホットカーペットの上に置きました。さて3、4日で沸いてくると書いてありましたが。
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《中学校の先生》
中学校の先生の所に新年会で行ってきました。先生が29歳の時に受け持った学年で、生徒は12歳。17歳の違い。今、68歳と51歳。先生の病気情報をE-mailでもらって、それがきっかけで、会に出かけて行くことになった。
その関連で、昨日、同級生が亡くなったとの連絡をE-mailでもらいました。すごく親しかった訳ではないけれど、一緒にスキーに行ったこともある人。そうか、僕にそういうことがあても良い年になのだ、と思った。
4年前の交通事故は、そういうことの始まりだったということでしょう。
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僕の方にそういうことがあっても、まず問題はないけれど、女房の方にあった時には大変だ。どうやっても、この家はやっていけないぞと思う。この状態から、誰かが家に入ってくれることは、まず考えられないものね。
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先生のところに顔を出すなんて、僕の趣味じゃないのだけれど。楽しかった。熱血先生だったのだと思う。
昔、成績が良かったかどうかなんて、50歳にもなって、まったく問題ではないはずだけれど、でも、そういう人しか居なかった。1人だけ、違っていてそれがユニークで良かった。じきにおじいさんになるそうな。僕のところは、子供がまだ小学生だと言うのに。
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先生は、50台の初めに奥さんを亡くして、その後、娘2人が結婚してからは一人で生活しているらしい。生活は何でも自分でやると言っていた。
僕の方は、自分でできると言いながら、本当のところは、実にできない。できないで、済ませてしまうようにしているということ。
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《お手伝い》
僕らの世代にもインターネットがジワジワと来ているようだ。僕らの世代が境界線で、下の世代は楽々と、上の世代は無視、と思っていた。けれど、僕等の世代でも無視できないところに来ているということだろうか。始めにくいものだから、声をかけてくれればお手伝いにいきます。
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《お袋の友達》
お袋の友達に、「ふ」を送った。いくつか返事をもらった。やはり、何かがつながっているのだと思う。
など、
ひろせ しんじ
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