ふていきびん　第70号1996.4.18

ガリじゃなく、WP・コピー版の僕の個人誌ひろせ　しんじ：神奈川県藤沢市

　うんと短いのを一つ作るのにしましょう。

　先日、メガネの玉を割ってしまったので、メガネを新調しました。新調するについては目医者で検眼を受けて、と思って行ってみたら、やっぱり老眼が始まっているとのこと。

　しかし、紙に書いてあるものは離して見た方が見やすい、という症状はなくて、近くにすれは見えるというので、老眼の方は入れずにメガネを作りました。

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　「肝臓の話。前の検査から3ヶ月経ったので、再検査に行ってきました。約3ヶ月の節制の成果が現れて、コレステロールも下がったたし、γGTPもぐっと下がったので、もう解禁です。けど、飲まないでいたら、調子良いこと判ったので、原則飲まない、月に2回位はゆっくり飲もう、ということにしよう。」と予定原稿を用意していたのです。

　しかし、現実は、コレステロールは少し下がって効果が出たけれど、γGTPは飲むのを極度に制限していたのに、数字は変わらず。思いっきりガッカリしました。「あんまりガッカリして、毎日やけ洒を飲んでいます。」というのも言い過ぎ。でも、ガッカリしたなぁ。

　からだの細胞の蛋白質が入替わるのに3ヶ月かかるので、まだ成果が現われないのでしょう、と医者は慰めてくれたけど。でも入れ替わりが終わる3ヶ月は間を開けて検査してもらったんですよ。で、「肝臓の薬と、話題の漢方薬「小柴胡湯」は飲み続けています」と書いたけれど、この所ずっと休みにしている。お酒を飲むのは2週に1回だから、そのまま放っておいても回復するはず。きちきちっと薬を飲むということは好きなのですが。でも、食前に飲む薬というのは面倒です。で薬はお休み．

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　小さい頃、包帯や傷薬が好きだった話をしました。というのは、先日、庭から道に自転車を降ろそうとして足を挫いてしまったのです。で、松葉杖を貸してくれたのです。初めての経験なので喜んで使ってみたけれど、不便極まりない。で、多少痛い程度なら杖なしで歩いた方が増し。というので、借りたすぐに病院内で使っただけで、後は杖なしで済ませました。

　そこで気付いたこと、松葉杖を使ってる人は、杖を突かざるを得ないという位大変な状況にあるのだということ。自分で体験してみないと判らないのですねぇ。（僕に想像力が欠けているというだけのこと？）

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　「並行輸入」については、土曜日を何回か使って、400字27枚まで書いて、一応の形はできた。仲間に見てもらって、書き直すべき所は判ったのだけれど、その先、土曜日を使うことしていない。

　早々に仕上げて、プライオリティを確保しておくべきなのですが。

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　お正月号に書いた頃と違って、並行輸入については、全体の論調が変わって来ました。それで、このまま最高裁が並行輸入許容の判決をすることはまずないだろう、と思えるようになりましたので、僕の方も急がなくても良くなったのです。

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　外国の学者が日本に来て、某教授の居る席で並行輸入許容論を「stupid」と言った、といって憤慨している人がいました。でも、僕は同情的ではありません。僕も「stupid」だと思っているからです。

　なぜ、日本の工業所有権の学者が並行輸入許容の論調になってしまっていたのか、その理由が知りたいと思います。どうして、そう現実から遊離した議論をしていられたのか、と。

　K．教授の並行頼入論をstupidと言う気はありません。法論理としては取りにくいものを、苦労して理論付けようとしていたから。でも、某教授のはダメ。学生だって書かないようないい加減な事を理由付けに書いているから。しかも、それに高裁が乗ってしまったのです。判決が乗っても良いだけの肩書であるから問題なのです。乗った裁判官の方も悪いのは確かですが。

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　僕の家から見える所に平屋の貸家が空いたので、移ってくるように説得したのです。回りに迷惑をかけているのだからもう自分達で選択する自由はないのだ、と。結果はout。

　自分達で勝手にして居て、なおそれを助けてあげる、という所まで僕にも力はありません。

　葬式には行くけれど、とういうので、電話もしない状態です。月一度の下田行きをやらないと土日の休みがとってもたっぷりある気がします。

　今、そういう状況に居ます。

　回りの人には迷惑をかけて、申し訳ありませんが。

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「不定期便」は、ひろせしんじの個人誌。好き勝手な思いっきをそのまま書いて送ります。無理やり読んでもらうのは本意でないので、読みたくない人は、そう言って下さい。