ふていきびん 不定期便 第55号 1991.2.12.
ひろせ しんじ：
もう１月たちました。早いものですねぇ。引越のお知らせは、お正月号でもしたので..．とずぼらを決め込もうと思っていましたが... 。
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やっと体が少し慣れてきました。寒いし、遠いし、トホホ。 朝６時に、お寺の鐘がゴーンと鳴るのです。宝珠寺という立派なお寺さんなのですが、鐘の音はあんまり冴えてはいません。まぁ、のどかな気分にはなります。田舎ですねェ。
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まだダンボールが残っているのは大人部屋（僕の居る所）だけです。箱から出したいけれど、出すところがないのです。元々、前後２段に入っていた本なのだけど、２段並べはあまりしたくないし。箱に入ったまま、押入行きになりそうです。
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先日は、買物の帰りに、藤沢の新林公園に行って来ました。文君は凧上げで走り回っていました。今日は、浜のサイクリングコースの２回目。外で走り回ってくれるだけても今回の引越しは大成功ということでしょう。
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通勤は予想以上の酷さです。少し早く出れば、と思ってはいるのですが、少し位では効果がないようです。思い切って早くすることを考えています。
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東海道線で、東京から55Km。横浜、戸塚、大船、藤沢、その次の辻堂の駅で降りて、東京の方に向かって線路沿いの道で10分弱。海の側です。隣が畑で、空が広くって。
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空気が大分きれいな気がします。その分、朝や夜は寒いようです。氷が張ったり霜が降ったり。それがまた、嬉しかったりして。
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海へは約２km。海岸には、江ノ島から茅ヶ崎までのサイクリングコースがあるのです。
残念ながら、海はあまりきれいではありません。海岸も遊びに来る人達のゴミで汚れています。でも、ま、それはそれ、海岸なので、ちょっといいのです。
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「オニワハソト、フクハヨウフクダンスノナカ」（「お庭は、外」「服は洋服たんすの中」）と大きな声で豆を播きました。よほど面白かったようです。その話をしたら、誰がそんな事教えるの？と言われてしまいました。教えた気はないのですが。ぬいぐるみの猫に、「ひろせねこ」、めいぐるみの犬に「ひろせさんごろういぬ」（広瀬三五郎犬？）と命名するのですから、こりゃ大物です。
言葉遊びは大好きで、「パンツ太郎」の話が今は一番人気です。誰かが、きゅうりから生まれた「きゅうり太郎」の話をしていましたが、その手は古い！なのです。でも、鬼征伐について来れば、サーティワンのアイスクリームを食べさせる、と言うと、きりんがレストランでお子様カレーを食べるのじゃなきゃ嫌だというのも面白いとは思います。
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「昔むかし、ある所に... 」というので、何でも話を作るというのは、文君の小さい時のお得意でした。しょこは、そんな風にしなくても十分おしゃべりです。
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僕の説明し過ぎが、感染したのか、コメントが多くて「コメンタ君」と呼ぶこともある位です。しかし、なかなか適切な表現をするので、ほォっと思うこともあります。
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引越話のつもりが、子供の話になってしまいました。いやいや、子供への思い込みがあって今度の引越はあったと言うことです。
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もう一つは、お年寄りのこと。まだ寒いので、そちらの動きは始まっていません。どちらにしても、僕の方ではなくて女房の方に負担がかかっていくことなので... 。僕としては、一応入れ物を用意したというところに留まっています。
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お近くにいらした時には、と書くには遠すぎるのですが、湘南の浜にでも行ってみようかと思った時には寄って下さい。
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今日、辻堂の駅前の自転車預かりで、半日 200円で自転車を貸してくれることを発見。早速、おじいちゃんと４人で出かけてきました。こちらにいらっしゃる時には、貸自転車を思い出して下さい。なかなかですよ。
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「不定期便」は、ひろせしんじの個人誌。好き勝手な思いつきをそのまま書いて送ります。無理やり読んでもらうのは本意でないので、読みたくない人は、そう言って下さい。