ふていきびん 第43号 1987.1.1.ガリじゃなく、WP・コピー版の僕の個人誌
ひろせ しんじ：
今年も、年賀状と「ふ」の２本立てです。今年は早めに用意をはじめたのに、書き直しているうちに、29日になってしまった。
下田に行く前に、ともかく作って、コピーを取るつもり。下田で投函するかもね。そうなると、松の内に届かないかな？
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何度も書き直してしまって出来あがらないのは、ワープロ病。簡単に打てるので、指がお喋りになってしまって、出て来た言葉にこだわりがないから。手で書くのでは遅すぎて、頭の回転についていけない。書いているとまだるっこい。打つのなら早くていい。けど、ちと早すぎると指のお喋りになってしまう。
のんびり打つという程度にして考えながら打ちたいものだ。思いついたことから先に、ともかく打ってしまって、後で構成するというのも面白いけど。. ＊ ＊ ＊
今年（1986年）と今年（1987年）
86年のハイライトは引越し。１年半前から決まっていたことだけれど（決まっていたから）ずっと振り回されていた感じ。少し広くなったのと通勤が便利になったのは何より。けど、35年のローンというのは、かなり変な気持ち。35年でないと買えない、という事実と35年なんて約束できるの？という不自然さ。それと、35年のローンを組もうという発想自体がどうもなじめない。毎月、毎年、コツコツ（チビチビ？）と、というのが。そうすることによって、自分で自分をがんじがらめにしている気がする。物（物質的生活）にこだわらなければローンなんかとは無関係でいられるのにでも、住む所を借りるのの、 1.5倍位で買えるとなれば、やっぱり買うのかな
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昔のゼミ仲間は、もう買換えを始めている。「５年後には... 」と僕も言っているけれど。周回遅れという感覚がいつでも僕にある、というのもおかしなこと
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20代の気負いがなくなったから、今はそういうことが、もろに見えてくるということか。87年は、そういう意味では大きなポイントは今のところ何も見えていない。
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86年の「ふていきびん」
36号、お正月号
37号（２月）年賀状の話
38号（３月）してあげる＝してもらう話、85年の本、全部の目次
39号（４月）仕事話
40号（５月に作って、８月に印刷）仕事話その２
41号（７月）僕が生まれてから中学１年まで住んでいた会社の寮の当時の子供達の集まりの案内はがき
42号（８月）引越号
番外（10月）寮の集まりの、写真と名簿発送用に作ったもの。
85年暮にポータブルのワープロを買ってから、ワープロ印字のコピー版で「ふ」を作っている。ガリ刷りとは、だいぶ感じが違う。いい面もあるけれど... 。月刊風に回転をはじめた時には、50号はもうすぐだと思ったけれど、やはり、まだ、だいぶ先みたい。でも、50号にかこつけて、総目次とか、「ふていきびん・小史」とか... やれたら面白いかもね。旧「不定期便」が1973年５月からで12号まで。現「ふていきびん」が1974年11月からで、今号で43。エスペラント版は1975年１月からで、85年10月に16号が出たきり。やっぱ、どんどん作りたいね。